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「画像を用いた人間計測技術とその応用」
情報科学研究科 助教授 松本 吉央 |
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概要:人間とコンピュータ(あるいはロボット、自動車,家電製品などのシステム)の間において高度で自然なインタラクションを実現するためには、システム側が人間の動作をどれだけ認識できるかが重要な要素となります。本講演では、このような知的なインタフェースの実現を目指して開発した顔情報計測システムおよびその応用例(顔や視線によるコンピュータインタフェース、自動車のドライバーの計測システムなど)を中心に、当講座で研究されている画像を用いたリアルタイム人間計測技術について解説いたします。 |
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「物を測る、位置を測る、環境を測る」
情報科学研究科 助教授 眞鍋 佳嗣 |
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概要:我々の周りには様々な物が、様々な場所に、そして様々な環境に存在しています。我々が物体を見る場合、物体の色や形によって見え方が大きく異なりますが、それ以外にもその物体の置かれている空間(環境)中の場所や照明条件などによっても様々な変化が生じます。このため、単に物体の計測をするだけではなく、その状況や周りの環境の計測も重要となります。本講演では、カメラ画像をもとにした、物体の形状・色の計測から、空間中の位置の計測、そして環境の計測手法について紹介いたします。 |
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「地上波デジタルテレビ放送の可能性」
情報科学研究科 助教授 岡田 実 |
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概要:地上波デジタルテレビ放送は、現在のアナログテレビ放送と同一の周波数を用いてハイビジョン伝送やデータ放送を可能にする新しいデジタル放送サービスです。特に、従来のアナログテレビ放送では難しかった移動受信や携帯受信サービスが注目されています。しかし、このような移動向け、携帯向け受信機を実現するためには様々な技術課題をクリアする必要があります。本講演では、移動向け、携帯向け受信機を実現するための技術課題と本学での研究成果について紹介し、合わせて、今後の地上波デジタルテレビ放送の可能性を示します。 |