第4回高山研究交流会 |
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平成9年3月4日(火)に奈良研究交流推進会議(当支援財団が事務局)主催の第4回高山研究交流会を開催しました。 この交流会は、大学院大学と産業界または奈良県の公設試験研究機関との研究交流の活性化を目的として行っているもので、今回は大学院大学を会場として行いました。 総合講演では、奈良研究交流推進会議の会長で、大学院大学先端科学技術研究調査センター長の今田哲教授が、「地域産業振興における産官学の役割」と題して産官学それぞれの立場で地域産業振興にどのように貢献できるかなど具体的事例を紹介し講演されました。 その後、二つの分科会に分かれ、情報科学分野では、同センターの大城 理助教授が「遠くをみる‐ネットワーク時代の画像‐」と題して遠隔医療等にも応用されるコンピュータネットワークによる画像通信について話され、バイオサイエンス分野では、バイオサイエンス研究科の桂樹 徹助教授が「バイオ技術、環境浄化はバイキンの一本釣りから始まる」と題して、環境浄化等に有用な微生物の分析、分離やセルソーターの装置など紹介されました。
講演終了後、高山サイエンスプラザ1階オープンギャラリーで大学院大学の教官を囲んでの懇親会も行い、120名の参加者はさらに交流を深めていました。
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