平成８年８月に大学院大学において、 学内外における共同研究の実施に係る調査、調整をし、 産学連携の拠点として活動している 先端科学技術研究調査センターの専用棟が完成しました。 専用棟は３階建て約２，０００で、 各階をバイオサイエンス研究、情報科学研究、 物質創成科学研究のプロジェクト実験室と共同実験室に分け、 産学連携の共同研究を推進していきます。

９月２０日には、「シグナル伝達ネットワークの操作と創薬研究の新段階」と 題して棟完成後初めての講演会が行われました。

今田哲同センター長は、「この講演会は近隣の企業にもお知らせしたところ、 多数が出席され、喜んでいただいた。 これからも企業の研究者も参加したくなるような講演会などを企画し、 このセンターを産業界と大学との接触の場として活用していきたい。」 と抱負を述べられました。